「読書しなきゃ」と思って本を開いても、10分で集中が切れる。
内容がまったく頭に入ってこない。そんな経験はありませんか?
それは、あなたに本を読む能力がないのではなく、知らないうちに目的がずれてしまっているからかもしれません。
この記事では、そんな読書を「克服しよう」ともがいている方が陥りがちな罠と、そこからの回避策についてです。
読書が苦手でも、目的をズラすことで「学べる自分」になる方法を紹介します。
読書が頭に入らない理由は「目的のズレ」かもしれない
読書が苦手だと思いながら、一生懸命、読書の時間を取り、本を開こうとしているその努力、素晴らしいと思います。
世の中の9割の人が月に1冊も本を読まない中、苦手を克服しようとするその姿勢は、純粋に応援したいです。
しかし、苦手、嫌いと思いながらなんとか読書してみて、楽しかったでしょうか?
内容は頭に入りましたか?
問題は、これなんです。
最初はその本の内容を知ることが目的だったのに、知らず知らずのうちに、なんとか本を読むことが目的になる。完読することが目的になる。意地で最後まで読み終えた達成感はあるものの、内容は何だったっけ?となる。
こんなふうに、手段の目的化がされていないでしょうか。
読書を通して得たいものを再確認する
こうした手段の目的化はどんな場面でも起こります。
副業をするために、朝5時に起きると決めておきながら続かない。
明日こそは起きるぞ・・!起きるぞ・・!!明日こそ・・・5時に・・・!!
と起きることが目的になるパターン
10kg減量するぞ!と決めて、自炊を始めた。
作り置きをして、毎日続けるぞと思いながら
作り置き用でつくったカレーを2杯食べてしまったみたいな
自炊で食べることが目的になってしまったパターン
日常にありふれています。
話題を読書に戻すと、その本を手に取って知りたかったこと、気になったことは何だったでしょうか。これを忘れてしまうと、本末転倒なのです。
もちろん、なんとなく装丁がきれいで手に取ってみたらおもしろかったみたいな、棚からぼたもちのようなパターンもあります。
しかし、知りたかったことを知る、なんとなく気になった何かを解決することや、アイデアを温めるということが目的だったことを忘れ、苦しいだけの読書をしても意味はありません。
その本を手に取ったのか理由を書き留めておくと、読書を始めて迷った時の羅針盤になります。
読書が難しいときの代わりのインプット方法(オーディブル・YouTubeなど)
知りたかったこと、気になったことの答えを得るためには、活字を読むという手段にこだわる必要はあるでしょうか。読書ができるようになる目的から離れてるじゃないかと言われそうですが、そうではありません。
富士山の一合目から登ろうとしなくていいという話です。
五合目まで車で行ってから、登っていくのでもいいじゃないですか。
登山初心者だったらそうしますよね。
だから、知りたかったこと、気になったことについて、図鑑を見る、漫画があるなら漫画を読む、ポッドキャストやYoutube、オーディブルのような音声学習を取り入れる。
知ろうとしたテーマについて、周辺から攻めていくことを良しとしたらどうでしょうかという提案です。
個人的におすすめは、オーディブルによる音声学習です。
難しい言葉や知らないテーマでも、気軽に聞き流して知ることができます。
また、気になった箇所は、実際に活字の本で、目で理解する。そんなふうに、音声を理解の補助線として使ってみることで、効果的に本の内容を理解することができると私自身、体感があります。
まとめ:今日から始められる読書の迂回策
本を読んだ方がいいのは百も承知だと、読書にトライする姿勢を否定する気は全くありません。むしろ、私も本に興味を持てなくて、読めなくて、苦手だったからこそ、その努力の大変さやその姿勢を応援したいと思っています。
しかし、真正面から読書にトライするという努力だけでなく、少し「急がば回れ」の精神で、目的を果たすというずらし方をするのはどうでしょうか?
- まずは気になった本を読んでみる
- どうしても読めなかったら、その本は一旦寝かせる
- 同じテーマの本でトライする
- イラスト、漫画、ポッドキャスト、Youtube、オーディブルなど、取り入れやすい手段から試してみる
今日からできる小さな一歩として、まずは興味のあるテーマの音声コンテンツを10分聞いてみてください。そこから読書への扉が開くこともあります。


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